アイレベルとは?決め方と見つけ方 イラスト初心者の為のお絵描き講座

イラストやデッサンの勉強をしていると、

アイレベルというワードが出てきますが、

これが非常にややこしい!僕は最初そう思いました。

今回は、こちらのアイレベルについて、

自分なりに詳しく解説してみました。

アイレベルとは?決め方と見つけ方

アイレベルとは、

目線の高さ

のことです。たったこれだけのことなんです。

しかし、色々要素が絡まって、

なんかわかりにくくなっているわけです。

そこらへんを詳しく見ていきましょう。

では、最初にアイレベルについて基本的なことを見てみましょう。

図1

例えば、こういう風景を眺めていたとしましょう、

この風景をみている状況は、

図2

このような状況です。

アイレベルは目線の高さ

なので図2の赤線で示した部分がアイレベルになります。

図3

上記の図1の中でアイレベルの位置を決めるとすると、

だいたい図3の赤い線くらいの位置になります。

このアイレベルの位置というのは厳密なものではありません。

まあ、おそらくこの辺だろうな〜、というアバウトな位置です。

自分の描いている絵のアイレベルを決める時も、

自分の見ている風景から、アイレベルを見つける時も、

だいたいこの辺が目線の高さだな〜、くらいでいいのです。

アイレベルの決め方と見つけ方は、だいたいの目線の高さでいいのです。

そんなに厳密になる必要はありません。

自分のだいたいの目線の高さを決めるだけ!

簡単です。

アイレベルと目標点

アイレベルの話をややこしくしているものがあります。

それが、目標点です。

詳しく見ていきましょう。

図4

例えばこんな感じで下を向いて、

図5

こんな感じで地面を見たとします。

最初のうちは、ついつい図5の赤い線くらいを

アイレベルと捉えてしまいがちなんですが、

これはアイレベルではありません。

図6

アイレベルとは目の高さ

なので、あくまでアイレベルは図6の赤で示したラインになります。

先程の図は、アイレベルが地面の中にあるのではなくて、

目線の先が地面を向いているだけです。

自分の目線の先を、目標点と言います。

図7

これは大まかなイメージですが、先程の地面の図では図7の一番てっぺんの、

赤いラインくらいにアイレベルがあると予想できます。

図7の明るい部分が先程図5で見えていた画面で、

暗い部分が図5の画面外の部分です。

つまり、図5は完全に画面の外にアイレベルがあるのです。

もう一例見てみましょう。

図8

こんな感じで寝そべって空を見上げていたら、

図9

目標点が空にあるのであって、

アイレベルは図8の赤いラインのところにあるということです。

つまり、図9も画面外にアイレベルがあります。

見ている景色は高いところなのに、

アイレベルは地面スレスレなわけです。

アイレベルと目標点のずれ

アイレベルと目標点というのは、目標点に角度が着くとずれます。

例えば、

図10

このように、まっすぐ前を向いていると、アイレベルと目標点は同じ高さにあるので、

目標点は下の図11のようにアイレベル上にあります。

図11

しかし、目標点に少しでも角度が着くとアイレベルと目標点はずれます。

図12

例えば図12のように少し下を見たとします。赤い線がアイレベル、

青い線が目標点の方向です。図12からもアイレベルと目標点がずれているのが、

わかると思います。

図13

実際のカメラからの目線は図13のようになります。

少し下を向いたことで、目標点とアイレベルがずれたわけです。

そして、画面内のアイレベルの位置は、目標点が下にずれると、上にずれます。

図14

左がまっすぐ前を向いている時、右が少し下を見た時です。

アイレベルの赤い線が、画面内で上にずれているのがわかると思います。

目標点が下を向くということは、

目の高さより目標点が下にあるということなので、当然です。

まあ、ここらへんは頭で考えるより実際に見て、

感覚をつかんだ方がわかりやすいです。

こんな感じでアイレベル代わりに目の前に指をおいて、

上を向いたり、下を向いたりして、確認してみてください。

すぐにわかると思います。

 

また、上を向いた時も同様です。

図15

こんな感じで上を向くと、

図16

目標点は上にずれます。

図17

そして、画面内のアイレベルの線は、

目の高さより上を見るわけなので、下にずれてきます。

左がただ前を向いている時、右が上を向いた時です。

こちらも自分の指をアイレベルの代わりにして確認してみましょう!

まっすぐ前を向いたままアイレベルの上下

まっすぐ前を向いたまま、アイレベルを上下してみましょう。

まっすぐ前を向いているので、

目標点はアイレベル上にあります。

例えば、先程も使った図ですが、

図18

図19

図18のような状態から図19のように見えるとしましょう。

赤い線がアイレベルです。

図18は、まっすぐ前を向いているので目標点がアイレベル上にあります。

ここから目標点は変えずに、アイレベルを下げてみましょう。

どうするか? しゃがんでみましょう!

図20

図21

図の赤い線がアイレベルです。

まっすぐ前を向いたままなので、画面内のアイレベルの位置は変わっていません、

しかし、見える範囲は変わっています。比べてみましょう。

図22

左が立ったままのパターン、右がしゃがんでアイレベルを下げたパターンです。

右は、より下の範囲が見えるようになったのがわかると思います。

そのかわり、上の見える範囲は狭くなりました。

このように、まっすぐ前を向いたままアイレベルを上下させると、

画面内のアイレベルは動きませんが、見える範囲が変わります。

これも、こんな感じでアイレベル代わりに指を目の前において、

まっすぐ前を向いたまま立ったりしゃがんだりすると、画面内(視野内)の

アイレベルは変わらずに、見える範囲だけが変わるのがわかると思います。

まあ、解れば当たり前のことなんですけどね。

 

では、次はまっすぐ前を向いたまま、アイレベルをあげてみましょう。

図23

こんな感じで台の上に立ちます。

図24

今度は上の部分がより多く見えるようになりました。

図25

こちらも、画面内のアイレベルの位置は変わっていませんが、

アイレベルが上がったことにより、

より上の範囲が見えるようになったのがわかると思います。

こちらもアイレベル代わりに指を目の前に置いてみて、

確認してみてください。

まとめ

アイレベルは目の高さ!

たったこれだけです。

ただ、目標点とアイレベルの話がこんがらがると、

話がややこしくなるだけです。

アイレベルと目標点を混同しないように注意しましょう!

 

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